Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

Windows 10 Anniversary Update(ビルド1607)の不具合対処まとめ

win10でアップデートに失敗し続ける不具合が結構発生しているようです。

私もがっつり引っかかっていて、長い間無視していたのですが、頻繁に更新画面で2時間近く待たされるため、この度重い腰をあげて対処してみました。

なんとか解決できたものの、ほぼ丸2日を要する大事業となってしまいました。

 

もし同じ症状で対処法を探してこの記事にたどり着いた方のために先に結論を書くと、最終的に私が解決した方法は

アンチウイルスのアンインストール

MacTypeのサービス停止

・メディアクリエイションツールで更新を手動ダウンロード

でした。

MacTypeってなんぞや、という人は気にしないで大丈夫。フォントを綺麗に表示してくれる中華製ソフトなのですが、どうやらこれの旧バージョンがwin10ビルド1607を停止させてしまう致命的な不具合を持っているようでした。

その証拠にアップデート成功後にサービスを再開させたらブラックスクリーンでフリーズしました。再起動しても改善しないので、BIOS経由でセーフモードを立ち上げ停止したらまた立ち上がりました。

ただ、MacTypeの停止とアンチウイルスの一時停止だけではアップデートは成功しませんでした。私は安いのでAvastを使っているのですが、アンインストールしたらアップデートに成功。こちらはその後再インストールしても、特に不具合はありませんでした。

・追記・

挙動監視シールドが不具合を起こしました。詳細は記事後半。

 

以下、参考URLなど交えつつ詳細です。

・下調べ

answers.microsoft.com

まずは公式。こんなページが公式にできているということは、相当な数の失敗報告があったのだろう、、と推測されますね。グラフィック関係のドライバなど他の原因でエラーが出る人もいるようです。

とりあえず一通りこちらの対処はしてみます。しかし私の場合は解決せず。

 

・メディアクリエーションツール

こちらのページを参考にメディアクリエーションツールを使用。

ちなみにUSBなどの外部機器へのインストールメディア作成はせず、ファイルとアプリケーションは引き継ぐオプションを選んでいます。

doyagao.staba.jp

ダウンロード元URLはこちら。

 

Windows 10 のダウンロード

 

 

しかしやっぱりダメでした。

f:id:beard0515:20170219180747j:plain

こんな感じのエラー画面になりました。

エラー番号0xC1900101-0x4000Dで調べるもののいまいち有益な情報に出会えず。

 

・もしかしてMacTypeが原因じゃね

しかし、上記ページにも書いてあるとおりMacTypeがエラーを引き起こしてる可能性に行き当たります。

 

www.yak-and-duck.com

 

そこで

f:id:beard0515:20170219180911j:plain

こちらからサービスを選択、MacTypeサービスを停止。

f:id:beard0515:20170219181053j:plain

プロパティからスタートアップの種類を無効にするのも忘れずに。

 

再度アップデートを試みるも失敗。

なんでや!

 

アンチウイルスをアンインストール

ここまできたら試せることは全部試す。

マウスとキーボードを除くUSB機器を全部外して、Avastもアンインストールしてやりました。

そうするとなんということでしょう、Windows Updateが更新のダウンロードに失敗するという違うエラーが。なんでやねん、、、、、

 

メディアクリエーションツール経由でようやく成功

しかしへこたれずにメディアクリエーションツール経由でインストールを試みます。

ファイルとアプリケーションは引き継ぐを選択するも、これで無理なら外部メディア経由のブート、クリーンインストールしかないかな、と思っていましたが、無事成功!

 

MacType最新版に更新

その後、Avastを再インストールし、MacTypeサービスを有効化したところ即死亡。

ぬお、、、、

下記URLなんかを参考にしつつ、そもそもログインすらできないのでBIOS経由でセーフモードを立ち上げます。

 

Windows 10/8.1 のセーフモード起動方法、PC復旧方法 - ぼくんちのTV 別館

 

再びサービスを無効化して再起動、その後調べていると最新版はビルド1607に対応しているということが判明。

silight.hatenablog.jp

おっかなびっくり最新版を導入してみましたが不具合は発生せず。

ようやく今まで通り使えるようになりました。

 

そもそもなんでMacTypeをそこまでして使うかというと、去年win10にした際、SONARWAVESプラグインを使用するとパラメータの表示が小さすぎて読めないという謎現象が起こったのです。それを解決するため、システムのフォント表示をいじくるソフトとして出会ったのでした。

なので。今回さんざん悩まされましたが新バージョン出ててよかった。関係者のみなさんありがとう。

 

さて、この手の問題が発生すると私のような「使う専」の人間は対処に非常に困ります。どこでどのように不具合が生じているのか、ネットの情報が頼りというのが正直なところ。もし同じ現象が起こっている人がいたら、ぜひ貼ったURLを参考にしてみてください。

とりあえず貴重な休日かえせ。

 

 

・追記・

アップデート後、さまざまなアプリケーションが立ち上がらないエラーが出ました。

開いても、なんの音沙汰もない状態です。

タスクマネージャで監視したところ、一瞬立ち上がってすぐ強制終了されている模様。

ちょっと悩みましたが、プロパティの互換性タブから「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れたところ無事立ち上がるように。

他の人はこの症状出ていないのだろうか?

 

・さらに追記・2017.2.23

どうやらアプリケーションが立ち上がらなかったのはAvastのせいっぽい。

公式が出している削除ツール

アバスト アンインストールユーティリティ | アバスト削除ユーティリティ aswClear のダウンロード

でいったんアンインストールしました。

そうすると全部のファイルが普通に立ち上がるではありませんか。

んで、再インストールする際は挙動監視シールドをインストールせず、インストールされた後もプログラム実行時スキャンをオフにしたところ、ごく普通に使えるようになりましたとさ。

f:id:beard0515:20170223231451j:plain

一瞬ほかのアンチウイルスに移行しようかとも考えましたが、他のアンチウイルスも結局誤検知はあるみたいなので、当面ライセンスが残っているうちはAvast使っておこうと思います。

 

 

Avast Mobile Security & Antivirus

Avast Mobile Security & Antivirus

 

 

楽譜製作

久しぶりに編曲というかなんというか、詳細は書けないのですが一曲スコアとパート譜をちゃんと完成させました。

短い曲なのに、相変わらずえらく時間がかかってしまった。

 

いやー、本当に本職のアレンジャーや作曲家はすごいなあ。ずっと書き続けている曲もなかなか完成しないし。つまりは堪え性がないのでしょう。あとはやっぱり時間の使い方が下手なんですな。

前からずっと時間の使い方を上手くなりたいと言いながらなかなか実行できていないわたし。2017年もやっぱり同じ「時間の使い方を上手くする」が目標になりそう。

12月に振り返ったときに、今年はこれをやった、これが出来るようになった!と言えるように頑張ろう。

PENTAX KP 発表

年末にヨドバシ梅田でRICOHの兄ちゃんが

「いやー、確かに売り場からはK-3IIは消えてますけどね。まだK-3IIIの話はなんも聞いてないっすねー。中の人がこの時期に何も知らないってことは年明けのCP+とかで発表とかはないと思いますよ」

 

と言っていたのですが、何のことはない、別の機種が発表されましたね(笑)

 

というわけでPENTAXから26日に新モデル発表ですね。KP、というそうな。

僕は25日にpentax-memoさんを見て翌日の発表を知りました。

www.ricoh-imaging.co

 

もうすでに展示品を触ってレビューを書いている方も…(笑)

blog.lovepenta.xyz

 

ビジュアルがクラシックっぽいのは最近の流行りなのでしょう。

OLYMPUSあたりが火付け役なのかなあ?とにかくミラーレスを中心にクラシックカメラ風デザインが多いですが、このモデルもちょいそこらを意識している感じ。

 

個人的には見た目うんぬんよりも高感度性能の飛躍的向上が気になる。

K-70もK-S2から高感度はわりと進化しているらしいですが、K-S2を買ってしまった人間からするとK-70はスペックが似通いすぎていてそこまでピンときませんでした。

しかしKPは様々なところがワングレード進化していて、K-1仕様になっている個所も多々。手ブレ補正5段でISO819200までいけるとかなんやそれ。K-S2が手ブレ補正3.5段とISO51200までなので、つまり非常手段で最高感度を使えばいままでより5.5段ぶんの歩留まりが確保できるということか。電子シャッターも搭載らしいから、動体を写すことの性能に関してはかなりの向上ですよ。

あとは、ISO6400やISO12800くらいの現実的に使いたい領域でのノイズがどんなもんかってとこが大事ですが、こればっかりは実写してみんことにはさっぱりわかりませんな。

 

実機を触ってみないとわからない点は、あと背面液晶の綺麗さ。KPもスペック上はK-S2やK-70と同じなのですが、K-S2の背面液晶ってあんま綺麗に見えないんですよね。K-1を店頭で触ったとき、液晶の綺麗さにびっくりしましたもの。

背面液晶の綺麗さは、写真を撮った時の喜びに直結すると思うので密かに力を入れてほしいと思っているポイントです。でもきっと同じ液晶使ってるんだろうな。ドット数だけで行けばスマホより高密度のはずなんですけどねえ。

 

AF性能はK-3IIをブラッシュアップした程度らしいですが、それはつまり現段階ではAPS-Cのフラッグシップモデルですよ、という話なのだろーか。

SDカードのスロットが1枚になったこととGPSが外付けに戻ったこと、あとは連写性能の3点以外はK-3IIよりも高いですからねえ。値段もそれ級やけど、、まあ、C社やN社のカメラに比べればコスパははるかに高いですが。

K-1だって、同程度の性能を持つ他社製品と比べれば5~10万くらい安いですもんね。

 

最近妻の職場がCANONのEOS 80Dを買わはったわけです。決め手は量販店で触った際のAFの素早さ、手ブレ補正性能の確かさに感動したから。ちなレンズは18-135。僕も触りましたが確かにPENTAXに慣れた身からするとあまりの爆速AFにたまげました。

しかし、PENTAXもDA55-300PLMは及ばずながらも遠くないAFスピードがあります。これから他のレンズもリニューアルされた際にはパルスモーター化されることでしょうし、K-1の成功で勢いを増しているPENTAXの発展に期待、です。

 

てなわけで物欲日記でした。あ、でも99.9%買わないですよ。お金ないし。出かけた時くらいしか写真撮らないし。カメラのこととかレンズのこと調べるのが楽しいだけです。

まあそういうタイプが一番沼にはまりやすいんでしょうけどね(笑)。

えーっと、買う予定はありませんので、安心してください(妻へのメッセージ)

 

 

2016-2017の年末年始あれこれ

少々ばたばたしておりまして更新できておりませんでしたが、つつがなく2017年を迎えております。遅いですがあけましておめでとうございます。

IMGP4984

母校の高校の近くから撮った初日の出です。

 

 

さて、あれこれ書きたい話はあるのですが、年末からの出かけた話をみんな書いていると更新に2,3時間かかりそうです(笑)

なので写真をベタベタ貼りまくってお茶を濁すパターンで。

 

まずは年末に、お世話になっているピアノの先生のお宅に妻ともども招いていただいた時の写真。

IMGP4237-1

IMGP4263-1

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IMGP4241-1この写真に写っているのは本当に一部で、クリスマス関係のコレクションがすさまじいのです。素敵な空間でシュトーレンとコーヒーをごちそうになりました。

今後ともお世話になります。もうちょっとピアノも練習していきます…(笑)

 

クリスマスには妻と市内の観光。

うなぎパイで有名な春華堂がやっている「ニコエ」なるお菓子テーマパークといった趣の施設に行ってみました。

IMGP4300-1

IMGP4293-1思った以上におしゃれな空間で、お菓子の販売も充実しているし、ごはんも食べられたり、コーヒーなんかも販売しています。子供用の遊具なんかもあったりして、ちょっと遊びに行くにはいい場所かも。

そのあと、すこし時間があったのでたまたま検索に引っかかった都田建設の施設「DLoFre's(ドロフィーズ)」に行くことに。

IMGP4305-1

IMGP4324-1これまたとんでもなくおしゃれなところで、雑貨屋、カフェ、書店、マリメッコのショップ、宿泊施設などなどの総合施設。行ったのは夕方でしたがお昼から行けばよかった。またリベンジしたいところです。本当はそのあとフルーツパークのイルミネーションを見ようと思っていましたが、駐車場待ちの渋滞が果てしなく続いていたので、早々に退散。それまでの二か所が満足度高かったので結果オーライです。

 

そしてなんやかんやありまして新年、冒頭の初日の出を撮ったのち、初詣は両親と姉夫婦とえべっさんこと西宮神社へ。

IMGP5096-1実家付近では一番大きな由緒正しい神社で、1月10日に福男を決めるための競走が行われることでも有名です。

IMGP5072-1えびす神社とも呼ばれ、七福神の恵比寿さまを祀っています。大漁、商売繁盛の神様ですね。

IMGP5081-1毎年初詣や10日戎はすごい人です。企業ぐるみの参拝も多いみたいですね。

IMGP5078-1

IMGP5088-1恵比寿さまが持っている鯛にちなんだこんなかわいいおみくじも発見。

IMGP5116-1そのあとは商店街でえびす焼き。いわゆる御座候、今川焼き、大判焼きの類であんこが入っています。えびす焼きは小ぶりかつあんこがやや少なめな替わりに、皮の味付けがしっかりしていて食べ飽きないです。白あんもあります。うまい。

 

というわけでざっと年末年始のイベントの報告なんぞ。

年度末はまた仕事の方で色々とありますので、体調に気を付けて乗り切っていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ノーテーションソフトあれこれ―Finale25にアップデートした話

久しぶりに音楽関係の話。

僕は趣味と勉強と仕事の色々で楽譜入力ソフト、いわゆるノーテーションソフトを使います。楽譜の手書きというのはそれだけでもなかなか専門技術のいる作業で、しかも僕のような音感のない人間がスコアを手書きするなんてのはなかなか大変です。

吹奏楽コンクールの課題曲公募にたくさんの人が応募するようになったのも、こういうソフトあってこそでしょうね。とりあえず音を埋めたら音が鳴ってくれますから、作曲という行為のハードルを大きく下げてくれたのは間違いありません。

あらゆることがコンピュータ上で完結するようになってきたこのご時世、楽譜入力ソフトにも様々なソフトが登場してきました。

僕自身は、昔KAWAIのスコアメーカーなんかも使いましたが、今はもっぱらFinaleです。今回は、自分の備忘録的な意味も込めてちょっと様々なソフトをまとめてみましょう。

 

MakeMusicのFinaleはもうこのテのソフトではデファクトスタンダードとして君臨する存在。

www.finalemusic.jp

世の中に出回っている楽譜のほとんどはFinaleで作られていると言っても過言ではないです。それほど普及しているソフトなのに、結構、うーんな部分も多いです。

まず管理会社が変わったりしたことによる問題。今はFinaleMusic(実質はMI7Japan)という会社が日本の代理店をやっているのですが、その前はe-frontierという会社がやっていました。おかげでバージョンアップした時のライセンス認証がややこしかったりしました。今も、バージョンアップしたライセンスは、手作業で権限を書き換えているそうで、購入すぐはレジストレーションが完了できません。なんだか、この時代に非合理的だなあ、と思ってしまいます。

他にも、いわゆるレガシー・コード問題というか、古くからバージョンアップを重ねているソフトなので、昔々に作られた機能との兼ね合いだとかなんとかに問題があるのだそうな。

専門的なことはよくわかりませんが、これはDAWでもそうで、古くからあるDAWよりも新しくイチからプログラミングされたものの方が圧倒的に軽いソフトになるのは間違いないみたい。古いファイルとの互換性の問題もあって、根本から作りなおすのは無理なんでしょうね。

使いこなすのには慣れが必要で、特に、プレイバック回りの使いにくさったらない。と僕は思っている。あとカバーページ編集モードとかも欲しいなあ。

 

AvidのSibeliusはFinaleに次いで有名なソフトですが、僕は一度も使ったことがありません。ちなみに、使っている方にも会ったことがありません(笑)。

www.avid.com

話によると特殊な記譜なんかの使い勝手はFinaleよりも断然いいとか。ProToolsを作っている会社が作っているのだから悪いソフトではないのでしょうが、、なんか縁がないんですよねえ。

 

KAWAIのスコアメーカーはつい最近もバージョンアップして、かなりUIも機能もブラッシュアップされてきているようですね。

cmusic.kawai.jp

下記リンクは国内DTM界で知らぬものなし、藤本健さんのblogの紹介記事です。

www.dtmstation.com

 

現在、楽譜の読み替え用に使うからとFinaleの空いているライセンスを妻に貸していたりします。しかし、やはりFinaleはとっつきにくいらしく、こちらのスコアメーカーを試用してみたところ、結構使いやすいと言っていました。妻用にこちらの導入も考検討してもいいのかなあ。クロスグレードもあるし。pdfデータをスキャンして楽譜に読み込んでくれる機能が便利ですが、やはり読み込み精度はそこそこ。とくにオケの楽譜は記譜も色々言語も色々でかなりの部分を修正しなければなりません。しかしイチから打ち込むことを考えたら多少速いかな、、、といったところ。綺麗な印刷楽譜でコンピュータ浄書のものなら読み込み精度も高いのでしょうし、藤本さんのブログで紹介されているように、音源のない曲を読み込んで、、という使い方はできるかも。

 

最近話題の、Steinbergが満を持して世に送り出したDoricoなんかも気にはなります。

What is Dorico :  | https://japan.steinberg.net/

様々な紹介を見る限り、後発の強味を全面に出したソフトですね。

www.dtmstation.com

また、日本ではシェアNo.1ともいわれるDAWCubaseを作っている会社ですからCubaseとの連携もスムーズでしょう。2005年からヤマハが親会社になっているので、日本語への対応も間違いないはず。パッと見た感じの楽譜のレイアウトがとてもきれいなので、細かい設定をしないでも音符のスペーシングや組段のマージン設定がうまくいくなら使いたい。しかしDAWSONARを使っているので、いちいちSteinberg Keyを買ったりなんだりも面倒だし、他の人と楽譜データをやりとりするときにマイノリティのソフトを使っているとこれまた面倒。結局は縁がなかった、ということで終わるのでしょう(笑)。

 

その他、値段が安くDAWとの親和性を強調しているPre SonusのNotionなんてのもあります。(公式サイトは音楽が流れますので注意)

www.mi7.co.jp

こちらは動作が軽そうなのと、タブレット用にも最適化されたアプリケーションを開発しているのが強みなんでしょうね。

www.dtmstation.com

こないだのブラック・フライデイやサイバー・マンデイでやたら安売りしていたので改めてチェックしてみましたが、使いやすさはともかくやはり「浄書」ソフトとしての機能の部分が見えてこないのでうーんです。やはり縁(ry

 

閑話休題

 

とまあ色々書いたものの、僕としてはやはりFinaleに慣れてしまっています。これからもとりあえずはFinaleを使っていくことでしょう。

というわけで、この度約3年ぶり(2014.2.25ぶり)のバージョンアップを発表したFinaleを、バージョン25にバージョンアップすることにいたしました。

今回のバージョンアップの目玉は、なんといっても移調楽器の実音入力でしょう。

(画像は公式サイトFinale | フィナーレ - 世界標準の楽譜作成ソフトウェア | 新機能より)

f:id:beard0515:20161212001931p:plain

これによって、Finale長年の「移調楽器の入力時プレイバックが実際の音と違っている」問題が解決しました。僕はスコアを書くとき実音で移調譜を読んでいます。例えばinFで「ファ」を書くときは「ファ=B♭」と思って書くわけです。ところが今までのバージョンでは、midiキーボードの「ファ」を押さねばならず、しかも入力時プレイバックでは実音「F」がなってしまう。今回のバージョンで上の画像のチェックをオンにすると、inF「ファ」を入力するときは、midiキーボードの「シ♭」を押すことになり、プレイバックも正しい音程で鳴ります。

完全に移動読みしてしまえば今までの入力方法でもよかったのですが、プレイバック音が違う問題は非常に気持ち悪かったので改善されて嬉しいです。

でも、はっきり言ってこれは他のソフトではありえないようなショボイ問題で、むしろ今までなぜそのままにしていたの?というくらいのFinaleのダメポイントでした。改善されて当たり前とも言えます。

 

64bit対応、というのも当たり前の進化ですね。vstプラグインはもうすっかり64bitが主流になっていますから、このままではvstインストゥルメントが使えなくなっていきますしね。

その他、ReWire対応でDAWとの親和性を押し出したのは時代の流れに即していて好感です。これは今度試してみよう。

 

しかし、そのほかははっきり言ってこれだけのバージョンアップ費用をかけるほどの物なのか?という感じは否めない。とくにプレイバック回りはイケてない。2014からの仕様変更で、以前のファイルはそのままでは正しく再生できません。この辺はコンバータとか用意できなかったのかなあ?一応プレイバックサウンドの再割り当てなんていう機能もありますが、そのままだと再生のバランスはおかしなことになります。相変わらずmidi関係の設定の使い勝手は悪いし、さきほど作曲中のファイルを正しく再生できるようにあれこれするので30分くらいとられました。

 

まあ、文句言いながらもきっちりお布施収めて最新版使っているのですが。はやく新バージョンに慣れたいものです。

ああ、.musxがなんのエラーもなく開けて、入力するだけでばっちりスペーシングやレイアウトも自動で決めてくれて、ダイナミクスや発想記号も美しく並んでくれて、パート名を設定するだけで自動で音源も設定してくれて、パート譜譜めくりまで考慮して作成してくれるようなソフトないかなぁ(無理)

 

 

Finale version25実用全ガイド 〜楽譜作成のヒントとテクニック・初心者から上級者まで

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カメラが増えました

前々から妻と言っていたのですが、

「カメラ一台やと二人で撮影行っても一人はヒマやなあ」

というわけで

 

IMGP4227

はい、サブカメラ買ってしまいました。α6000。

 

今後は主に妻用になります。スペック的には、ミラーレスのAPS-Cセンサー、EVF付きエントリー機種ですね。12月2日にα6X00シリーズの最上位機種、α6500が新たに発売されたことと関係あるのか、値段が結構下がっていたところを見計らいました。

6300や6500とずいぶん値段が違うのですが、6000もなかなかエントリーモデルとしてのツボを押さえた内容で、ミラーレス市場全体としても人気機種のようです。

 

とにかくコンパクトで、沈胴式のキットレンズをつけた状態だとほぼ高級コンデジといった風合い。パワーズームでMF非対応というのもコンデジ風ですね。当面はレンズを追加する予定もなく、使い道としてもコンデジ的になりそうです。

キットの標準ズームとしては広角側が16mmなのがいいですね。オートフォーカスも速いし、どこへでも持っていける携帯性もよい。サブカメラとして、これから活躍してもらいましょう。妻はさっそくかわいいストラップやケースをあれこれ探しています(笑)。

 

ついでに、こんなものを買いました。

IMGP4231

一言で言えば「中華製安物ミニ三脚」です。脚は折りたためますが角度の調節は効きません。あまりにシンプルな構造が功を奏して意外と耐荷重はありますが、これだけだと水平をとることすらできません。

そこで、この1/4ネジを

IMGP4234これで3/8ネジに変換して

IMGP4233こちらの安物自由雲台をねじ込みます。

IMGP4236デデーン。

アンバランスすぎるミニ三脚自由雲台つきの完成(笑)

総額3500円!安い!ほとんどは雲台の値段ですけどね。ちなみに重量も8割くらい雲台が占めています。

無駄にフリクションコントロールもパンノブもついて、縦位置もできます。脚の間にカメラが来る位置だと倒れそうになりますが、脚が伸びている方向にカメラを倒すようにすれば縦位置でもちゃんと止まってくれます。

クランプはアルカスイス互換なので、カメラにつけっぱなしのプレートを外さずにそのままいけるし、この雲台に付属のプレートも以前買った三脚についていたプレートも余っているのでストロボ用に活用するのもいいかな。

なんせ、屋内で三脚を立てるのってなかなか憚られるじゃないですか。ミニ三脚が欲しい、ストラップつけているプレート外すのめんどいからアルカスイス互換がいい、RRSのヤツめっちゃよさそうですが190$って2万もするやん。無理無理。というわけで見た目度外視で少しでも安く上げようと考え抜いた結果がコレ(笑)

ちょっと重くなってしまったのは計算外でしたが、使用感は意外と満足しています。なにより費用対効果においてはPix○も純正ゴリ○ポッドもかなうまい。ふふふ。

これなら鞄の隅に放り込んでおけば、いざというとき役立ちそうです。プレートも一緒に持っておけば、録音用のレコーダー用にも使えますな。

ということで、今回は新機材の紹介でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

柿田川公園で湧水を見る

先日、機会があって静岡県は駿東郡清水町を訪れました。すこし空き時間が出来たので有名な柿田川湧水を見に散歩してきました。

IMGP4157-2-1-3


駐車場のあたりにはカフェなどもあり、観光地として整備されています。

湧水も持って帰れるみたいですよ。

 

このあたりは泉の館と言われ、もともと製紙業を営んだ高野二三(たかの にぞう)氏の邸宅だったそうです。

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邸宅の庭には、立派な胸像や鯉の泳ぐ池もあります。IMGP4168

池のそばで綺麗な花を一枚。

 

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すこし歩くと公園へ到着します。

IMGP4172

なかなか風情のある公園です。


中には公園らしい広場や噴水などもありましたが、なにせ時間がタイトだったので写真なし(笑)

 

IMGP4178

第一展望台は、柿田川の始まりの場所。眺めとしては地味ですが、透明度がすごくて泳いでいる魚が全部丸見えでした。湧水というよりは、川が地下から地上にそのまま続いているという感じ。

IMGP4177

これ、全然ダメな写真ですね(笑)

透明度が高すぎてよくわからないと思いますが、水底のクレーターのようなところから水が湧き出ており、ここから川が始まっています。

 

IMGP4185

第二展望台へ。こちらの方が世間で有名な「コバルトブルーの湧水」です。写真やからこういう色なんやろ、と言われそうですが本当にこんな色。

ちょっと写真を撮るにはアングルが悪くて、もうちょい広角で撮れればよかったのになあという感じですね。かなりの曇天で光量が欲しく、35mmの単焦点をつけていたのですがここに関しては18-50mmに変えればよかった。ただ2段絞った単焦点と解放のキットズームでは画質は比べるべくもなく、18-50mmではこの色は出なかったかなーとも思うのでしょうがないかな。

 

IMGP4197

遊歩道も整備されていて、帰りは違う道を通って行きました。

 

湧水を見るためだけに浜松から沼津まで二時間かけて行くのはちょっと辛いものがあるのですが、もし伊豆旅行をする機会があればまたゆっくり訪れたいと思える場所でした。

IMGP4193

秋も深まり、今週なんかはすっかり冬の気温ですね。今年は寒い冬になりそうです。

身体にお気をつけて。