「おんな城主 直虎」の舞台にもなっている井伊谷を探訪する
現在放送中の大河ドラマ、「おんな城主 直虎」。
浜松が舞台となっていることもあって妻と毎回楽しみに見ています。
もう一か月以上前のことになってしまいましたが、井伊家が治めていた井伊谷へ遊びに行ってきました。
ドラマで毎回登場する(もちろんセットで、実際にロケをしていたわけではありません)龍潭寺を中心に見てきました。立派な門をくぐると本堂が見えます。
このあたりは普段とてものんびりした場所なのですが、大河ドラマ館もオープンし、かなりの賑わいを見せていました。
季節はちょうど梅のころ。境内には梅がとてもきれいに咲いていました。竜ヶ岩洞のちかく(ちょうどドラマに登場する奥山氏の領地あたり)に行けば梅の名所もあるようですがこの日は行けず。
庭園は国指定文化財名勝記念物に指定され、見どころとなっています。縁側には座布団が設置され、のんびりと眺めることもできます。南渓和尚もここから庭を眺めたのかなあ。
龍虎が向かい合うふすまをはじめ調度品も大変立派なもので、ちょっとした美術鑑賞もできました。
場所を変えて井伊谷宮へ。龍潭寺のすぐ隣にあります。
こちらは井伊家とはそれほど関わりがなく、大河ドラマの時代からさかのぼること200年以上。南北朝時代に宗良親王がこの地を治め、またこの地で亡くなったと伝えられることから祀られている神社です。
こちらにもとてもきれいに咲いた梅が。
駐車場には早咲きの桜もあって思わず駆け寄ってしまいました(笑)。二月でまだ寒かったのですが満開でした。
葉ボタンも綺麗だったので思わず撮ってしまいました。そういえば全然関係ないですが葉ボタンってキャベツの仲間らしいですね。通りで似ているわけですな(笑)。
続いては歩くこと10分弱、井伊家発祥の井戸を見に参りました。
ドラマでは山奥にあり、幼馴染たちの集う場所として描かれていますが、実際はこのように田んぼのど真ん中です。
ドラマを見ていればこそ感慨もありますが、井伊家になんの思い入れもない人が見たら単なる謎の井戸だと思います(笑)。
しかし私と妻は、ここで次郎は先祖にお参りをしたのだなあと妄想たっぷりに見学させていただきました。
ドラマでもよくみかんが添えられていますが、実際の井戸の脇にもみかんが植わっています。この風景は浜松ならではですね。
そのあとは近所のケーキ屋に寄って、店内でおいしく頂いてから帰りました。
さて、ドラマの直虎は現在急展開で目を離せませんが、このまま年末まで楽しませてもらえるといいな。今後もイケメンキャストが出てくるようですので妻は楽しみにしているようです。
個人的には菅野よう子さん手掛ける音楽もたまりません。先日の定期演奏会でおそらく吹奏楽版初演という形で演奏させていただきましたが、この後もいっぱい演奏することになりそうです。
せっかくですので地の利を生かしてドラマを思いっきり楽しんでいきたいですね。