Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

CDのレビュー1

O9zg_yci CDのレビューは初ですな。これもシリーズ化したいと思います。

最近のお気に入りCDです。
マーラー
交響曲第一番ニ長調「巨人」
さすらう若人の歌
交響曲第五番嬰ハ短調
演奏
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(巨人)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(若人、第五番)
トーマス・ハンプソン(バリトン
指揮:レナード・バーンスタイン

いきなりマーラーです(笑)
これはいずれもライブ演奏で、かなり熱い演奏を聞かせてくださいます。

実は、このCDを買ったのは単にハンス・ガンシュがトップを吹いているマラ5だったからなんですね。しかもバーンスタインだし、1500円だし、買いだな!というノリです。
しかし、僕を唸らせたのはどちらかというと巨人。この曲はこのCDで計4枚目でしたが、正直あまり巨人は好きではなかったのです。しかし友人は大好きなので、好きになれる演奏を探していたらCDが溜まってきたという感じでした。
そこでこの演奏です。素晴らしい!と思いました。マーラー演奏において僕がつい気にしてしまうのは強奏部のまとめ方なんですが、この演奏はピカイチ。4楽章の頭など、僕の中ではパーフェクト!です。
コンセルトヘボウの技術力とバーンスタインの統率力のなせる技でしょうねぇ。

マラ5の方は激烈なテンションの差を上手く聞かせる演奏です。4楽章も絶品の美しさ。
5楽章はさすがに集中力の限界が見え隠れしますが、それでも素晴らしい。もう少しクライマックスが明確なほうが僕は好きですけどね。

ハンプソンも僕の好きな感じの声で、安心して聞けました。
歌詞対訳が欲しいところですけどね…

とにかくこの値段でこの演奏、買い!予想は間違いではありませんでしたよ。名曲ぞろいで、マーラー入門にもおすすめの一枚ですね。