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Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

演奏会の感想

兵庫県立芸術文化センター大ホール
西本智実:指揮
PACオーケストラ

ショスタコーヴィチ:祝典序曲
プロコフィエフ:キージェ中尉
ショスタコーヴィチ交響曲第五番


第一回名曲コンサートと題しまして、関西出身の西本が十八番のロシアものをやるコンサートです。
祝典序曲の演奏は素晴らしかったです。バランスもよかったし、勢いも十分。
キージェ中尉もなかなか。もうちょっと皮肉った演奏でもよかった気はしますが。
ショス5は、旋律的要素をクローズアップする形で演奏していたように思います。西本の芸風なんでしょうかね?
ただ、弦楽器がショスタコのあまりに長いフレーズを上手く処理し切れていない感はありました。まあ、あの普通に演奏するとぶつ切りになってしまう長すぎるフレーズがショスタコ流の「吐露したくても出来ない苦しさ」の表現なんだと思うんですが。一楽章とか三楽章とか。
全体的に金管をしっかり鳴らさせるバランスで、しかし重要なパートは聞こえるように整理されていて、といった感じでなかなか心地よかったです。

ショスタコのシンフォニーは5,9しかまともに聴いたことが無く、7,8をちらっと聞いただけで他は全然知らないのですが(7や8がなんとなく肌に合わなかったので、あえて聞こうとしていなかった)今回一年ぶりくらいに5番を聴いて、昔は分からなかった部分が見えてきたような気がしてショスタコを身近に感じました。
バルシャイの全集とか、凄い値段で売っているので購入も検討してみたいと思っています。
でもその前にレヴァイン/メトロポリタンの指輪のDVDが欲しい。バーンスタインのマラ全が欲しい。メータのトゥーランドットのDVDが(以下略)

なかなかよかった演奏会でした。