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Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

演奏会の感想

しーまーねー♪
おぉさかおぉさかおぉさかおおさかっ♪
とおきょおちばっしがっさがっ♪
ふくしまあおもりちばっしーまーねー♪

ラーメンズのネタではありません。トルヴェール・サクソフォンカルテットの話をしてるんじゃありませんか。

今日、芦屋ルナホールで開かれたトルヴェール・サクソフォンカルテットの演奏会に行ってきました。
曲目は「カインド・オブ・ガイーヌ」、グラズノフの四重奏曲、「デュークス・タイム」、初演の「モーツァルトはなべてこうしたもの」、トルヴェールの春より1,3楽章、トルヴェールの惑星より「木星」「地球」でした。
グラズノフ以外は全て長生淳のゴッタ煮系編曲モノという恐ろしいプログラムです(笑)。

CDで何度も繰り返し聞いた音楽が目の前で演奏される感激。
上手い、の一言です。いや、上手すぎる!
特に新井先生。トルヴェールのテナーは化け物かッ!?
新井先生のアルトなら以前シエナとご一緒させていただいた時に間近で聞いたんですが…テナーでもあの暖かい音色、柔らかい表現…すげぇっす。
もちろん他の三人も人智を超えた上手さで、やはり世界のスガワは伊達じゃない。音色の多彩さ、アンサンブルをリードしていく存在感。そこへソプラノに華を寄せたりテナーと中音セクションを形成したりする、立ち回りの達人芸と音色のマジックを披露してくれる彦坂先生。超絶的な厚みを持った低音で支え、独立した声部としても明確に暴れまわる田中先生。

…とまあベタ褒めしてみました(笑)。実際凄いですよね、この人たち、ホントに。長生のバカ難しい譜面をよく普通の音楽として聞かせられるもんだ。

少し不満だったのは、オリジナルがグラズノフだけだったことです。個人的には近代フランスの室内楽って凄く好きなので、あの方々の広大なレパートリーの中からもう一曲くらいオリジナルをやっていただきたかった。
どうせ長生ずくしだったとしても四重奏曲をやって欲しかったです。あの曲ほんっとうに好きなんですよね…。
4月の四重奏協奏曲に期待ですね。

上に書いた謎のひらがなはアンコールの曲。タイトルは「日本の歌」だそうです(笑)。笑った笑った。新井先生恥ずかしがりすぎー。
閑話休題

専門に音楽をやろうなんて人間は、音楽ってなんだろう、とか一度は考えたことがあると思います。

逆説的ですが、音楽って言うのは、音を聴いて感動している人間の精神状態のことをいうのではないかと僕は考えています。つまり、ただ鳴っているだけでは音楽ではない、と。
不思議なことに、僕は「あぁ、音楽だなぁ」と感じた経験をしたコンサートは割合的にソロや室内楽が多いのです。
それはすなわち、沢山の人間が集まって一つの音楽を作り上げることがどれだけ難しいか、を端的に表しているのではないでしょうか。

今日の彼らも、トルヴェールの惑星からの抜粋では心を揺さぶる音楽を聞かせてくれました。自分が音楽だと感じる演奏を聞けた日は、一日中幸せです。
というわけで、今日は例に漏れずルンルンです(笑)。

いつか、自分も演奏を聴いてもらった人にそういう思いを抱いてもらえるように…精進したいです。