Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

ジジイに国はねぇ

11dc1xdg お久しぶりです。

こないだ公開の「ノーカントリー」(原題:No Country for Old Men)を見てきました。
作品、監督、脚色、助演男優(バルデム)の4部門でオスカーを取った映画です。

噂通りハビエル・バルデムの怪演はヤバい(笑)。


えーっと、一言で感想を言うと、とても沢山人が死にます。

はい、それはもう、理不尽に。

結構、テーマ的な部分は二回くらい見ないと分かりづらいかも?
どちらかというと、初見ではショッキングな展開に目が行ってしまうので。
トミー・リー・ジョーンズの存在がテーマ部分を担っていて、物語が彼の述懐で始まるところがポイントです。

しかし、邦題はなんとかならんのか。
ノーカントリー」だけじゃ全然なんのこっちゃわからんやんけ。こういう作品の本質に関わる改悪を平気でやってしまう配給元は反省すべきだ…。

洋画好きな人は見て損はないかな、と。
ただし、結構アメリカ人の視点でアメリカを描いているので、、日本人としてはちょっと分かりづらい部分があります。
単純にサイコサスペンス的にも見れるので、退屈はしないと思いますが。

今度ゼア・ウィル・ビー・ブラッドも見に行こうっと。