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Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

パクリってなんだろう

Nwwgdtg7 ジョン・ウィリアムズを知らないという人は結構少ないと思います。「誰それ?」と言われても「スター・ウォーズとかジュラシック・パークとかの曲書いた人」と言えば「なるほど!」という答えが返ってくるでしょう。

ハリウッド映画音楽の巨匠であり、有名どころだけで「レイダース」(いわゆるインディー・ジョーンズシリーズ)「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「スーパーマン」「ホーム・アローン」「E.T.」「ジュラシック・パーク」「A.I.」「ハリー・ポッター」「SAYURI」など、ヒット作、話題作のオンパレード。他にも無数の映画のために曲を書いています。
しかも、このほとんどが、鼻歌で曲を歌えそうなくらいよく知っていることも驚嘆すべきことでしょう。


ですが、誤解を恐れずに言いましょう。彼の曲にはパクリっぽいものが非常に多いです。

分かりやすいところでいけば、「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「ホーム・アローン」「ハリー・ポッター」「SAYURI」あたりでしょうか。僕が思うにそれぞれ、春の祭典、惑星、くるみ割り人形(トレパーク)、同じくくるみ割り(金平糖)、蝶々婦人が元ネタです。

まあハリポタは100歩譲って勘違いだとし、SAYURIは確信犯だとしても、のこり3つは間違いありません。

しかし、です。僕は彼を悪く言うつもりは毛頭ありません。

あの絶大な音楽の力は凄いです。某日本映画音楽第一人者JH氏曰く「あれはもうBGMじゃなく出演者なんですよ」
非常に良く分かる表現ですね。

しかも、作曲するという行為において、魅力的な主題があることは確かに非常に重要なファクターですが、むしろ作曲家の腕という意味ではそれ以外の部分こそ必要なのであって、彼はその点様々な工夫を凝らして映画を盛り上げています。

むしろ、たちが悪いのはメロディーは違うけど同じ曲、の方なのです。たとえば、吹奏楽の分野で有名なチェザリーニ。
ビザンティンのモザイク画もアルプスの詩も、レスピーギシュトラウス劣化コピーに過ぎません。
作曲に用いられているアイデアのほとんどがパクリなのです。(それぞれ「教会のステンドグラス」、言わなくても分かると思いますが「アルプス交響曲」のパクリ)

これはもはや作曲家としてのプライドを捨て去っているとしか思えません。

クラシックの世界には「〜変奏曲」だの「〜幻想曲」などという形式があります。
変奏曲は良く知られたメロディーを元にどんどん曲を変化させていく曲。幻想曲はそれをもっと自由にした形ですが、20世紀以降は「メドレー」的な意味でも使われるようになりました(例、カルメン幻想曲)。
ですが、そのメドレー的意味の「〜幻想曲」は大概の場合「芸術性はない」と言い切られる場合がほとんどです。
単なるコンサートピース以上の意味は持たないという評価を下されるわけです。
それに対して変奏曲は名曲として名を残す曲は沢山あります。バッハ、モーツァルトベートーヴェンブラームスドヴォルザークエルガー…いずれも独創性溢れる作曲の名人芸だと評価されています。

これは、音楽だけでなく絵画や文学にも当てはまると思います。

何事もホンモノを見分けられる力を養わなくてはなりませんね。

*一部不適切な表現だと思われるところを修正しました。