Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

演奏会とか

木曜日は京響ブラスに行って来ました。

師匠ってスゲー!!(笑)

いやはや、それにしても京響のトランペットセクションは最強ですねぇ…。

プログラムは、アブデラザール(パーセル)、もう三匹の猫(ヘイゼル)、ロンドン・ミニアチュア(ラングフォード)などなど。

久々に燃えました。
金管ってやっぱりいいですね!
師匠を客として見たおかげで練習したい欲がガンガンきてます。

いいものを聞くことができました。

そして、今日は尼崎で開かれた「ちゅうば道場」に参加してきました。
クリーブランド管の杉山氏をはじめ、潮見先生、大阪市音の近藤氏、大フィルの川浪さん、濱地さん、川岸さん、中村先生他、関西圏のチューバ吹き揃い踏みでした。
武貞先生も後半から普通に客としてご来場なさって、これであと吉野先生が現れれば文句なしで関西最強のチューバワールドだったんですが…(笑)。

メインは杉山氏のマスタークラスとミニコンサートで、それ以外に基礎講座が川浪さん、潮見先生、近藤氏によって行なわれるという感じでした。
あとはグランド楽器からの試奏可の楽器とかもありつつ。

ロビーでは、中村先生が「驚愕のマニアコーナー」を開いてらっしゃって、そこでさんざん盛り上がりました。

例、1
僕「セントパリのジャズクインテットの録音は…譜面はあるんですが」
先生「ああ、これこれ」
僕「これ今も販売されてますか?国内では入手不可みたいなんですが…」
先生「ああー…これは世界チューバ大会で買ったからねぇ…TapMusicで探した?」
僕「個人輸入しかないですかねぇ…」

例、2
先輩「クールスィートの音源ってあります?」
僕「ああ、ブリティッシュチューバカルテットのファイアーワークスっていうアルバムに入ってますよ」
先生「えーと、あったあった、これな」
先輩「おおっ、ほんまや、これどこで売ってます?」
僕「JTCで買えますよ、断頭台以外はまだ絶版になってないんで」
先生「ええっ、このアルバム(絶版になったアルバムを取り出して)今絶版なんか?」
僕「はい、もう絶版です」
先輩「…マニアック…」

みたいな(笑)

いやあ、楽しかったです。
杉山氏のソロも、講師陣によるジョン・スティーヴンスのダンスも面白かったですし。

良い経験になりました。

ここで一つ今日の失敗。
いままで、僕はホルボーンとホルンボーをごっちゃにして覚えていて、今日ホルンボーのソナタをどんな曲かと尋ねられて、「ルネサンスの曲」と答えてしまったんです。

はい、大違い。

Anthony Holborne(United Kingdom1545-1602)とVagn Holmboe(Denmark1909-1996)を間違えたんですね…。
まーこの時代、ソナタっていう言葉自体がまだあまり一般的な言葉として用いられていなかったはずで、まだ「Sonore」な楽曲としての意味しかなかったころなはずです。所謂独奏曲としてのトリオソナタが流行るのは17世紀中期以降のはずですから…。考えれば分かった話なんですよね。

ああ、いい加減なことを言ってしまった。
大反省です。