Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

学び舎

今日は大学で尺八の特別講義に出てきました。
ワークショップのような感じです。
田嶋直士さんという、ドイツでCDを出したり、欧州の音楽祭で武満徹のノヴェンバー・ステップスを演奏したりなど、日本を代表する尺八ストの一人が講師で、構造や奏法などの説明を生演奏を交えて語ってくださり、モノホンの尺八も吹かせていただいたりなど、とても面白いものでした。

僕らはどこまでいっても日本人です。
ドイチュ人にもイタリー人にもなれないんです。
ならば、やはり日本の音楽を知るのも大切ではないかと思いました。

間の取りかたや表現など、吸収できるものも沢山あったと思います。

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で。

この特別講義、楽器学の受講生は一応出席するように言われていたんです。
出席も取ったし。

3,4限ぶっ通しだったので、授業を4限に取っている生徒が途中退室するのは仕方ないと思うんですがね?

楽器学受講生(全部で70人以上はいる)で、最後までいたの、僕一人ですよ。

まあ初めから10人も来てませんでしたが…。
聴講者は外部の田嶋先生ファンや、邦楽関係者、など。
邦楽以外の生徒、1ケタ。

ちなみに、こないだの補講も、出席取らないと言われたら、出席者は僕含め3名。ちなみに全員一回中低音金管(笑)

…なんかねぇ。

よく、我が校の生徒は大学の悪口を言います。
曰く、レベルがどうの。設備がどうの。授業がどうの。

僕が思うに、うちの大学はそんなに悪い環境じゃあありませよ?
小さいながらホールも2つあるし、特殊な楽器だってある程度揃ってるし。練習室の防音性も高いし(K館除く(笑))。
図書館の資料はそんなに有り余る充実ではないけれど、ごく普通に学ぶ分にはそれほど困らないし。
授業だって、それなりに著名な講師が揃っているわけで、伝統校だけのことはある。(有名人が教え方も上手いかは置いといて。)

そして、生徒のレベルなんて、自分自身が頑張るのに何の関係もない。というか、生徒のレベル云々言うなら、これは極論ですが「じゃあアナタは学校の誰よりも上手いのですか?」という話になってしまう。


ぐだぐだ書きましたが(くだらないので縮小)、何が言いたいかというと、人のせいにするなって話です。
今日の特別講義は面白かったし、勉強になった。そういう機会をせっかく大学が設けてくれているのに参加せず文句だけたらす。
そりゃあ、筋違いってモンでしょう。

まあ僕も、まるで自分がさぞかし頑張っている生徒のような口ぶりですが、語学とかは結構いい加減な受け方をしてしまっているし、体育では遅刻も多かったし痛恨の寝坊(この一年の授業で唯一のサボリ)もやっちゃいましたし、もっと頑張れると思います。

でも…ね。

言わんとするところ、わかります?