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Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

最近のネットの雰囲気についての提言。

僕がパソコンと言うものを初めて触ってからなんやかんやでもう10年くらいになるみたいです。

ウインドウズ95が世に出回って以来11年経ち、パソコンは「誰でも使えるもの」になり、インターネットが出来ることはまったくもって特殊なスキルではなくなりました。
いまや小学生にでもブログが書ける時代です。


僕が初めてじっくりいじったパソコンは、PC98シリーズの、モノクロモニタで、CDドライブなんて付いてなくて、フロッピーディスクドライブが2つ付いていて(つまりはBドライブが存在していた)DOS上に簡易OSを敷いたものでした。ワープロ代わりに父が貰ってきたのですが、結局対応しているプリンタがすでに生産中止になっていたという笑えない話があります。
そのころは、マニュアルにプログラミングの項が付いていまして、カードゲームが作例として載っていたので必死で打ち込んでみた記憶があります。

その後ウィンドウズ98が我が家にやってきまして、ISDNを使っての「いんたーねっと」というものを自宅で初めてやりました。小学校の図書室にも一応98があったので、それを勝手にいじくっていた悪ガキ連中の一人だった僕はすでに「goo」とかいう画面で「検索」とかいうのが出来ることは知っていました。(その程度の知識でした)
どきどきしながら調べたのは、確か、ゲームの攻略法と、天気予報だったような気がします。まあ、小学生ですから(笑)。

その頃としては画期的だった、テレホーダイと言うのもありましたねぇ。その頃はプロバイダ料金と電話料金が別額なのが当たり前だったんですが、そのテレホーダイに加入していると、深夜の時間帯は接続しても電話料金が定額なんです。テレホーダイが使える時間を「テレホタイム」とか言ったりもしました。
その後「定額無制限接続」というものが生まれ(フレッツISDNとかいったかな)、接続速度が64Kbps/sぐらいでその当時としては速かったこともあり、早い段階で加入した我が家はパソコンを使っている友達の間では羨望の的でした。

まあ、ちょっとしたノスタルジアに浸ってみたわけですが。

その後は皆さんご存知のとおり、ADSLや光ファイバーによるブロードバンド常時接続が当たり前になり、パソコン自体も普及と進化を続け、いまや100Mbps/sなんて珍しくありません(実際にその転送速度が出るかどうかは別として)。
便利になったものです。


しかし、弊害も沢山ある気がします。

まず、ネット人口の増加にともなって、マナーが悪くなったこと。みなさん、ネチケットって言葉知ってます??僕がネットをやり始めた頃はよく言われていたものです。いまはもう死語なんかなぁ。まあ、要するにネットサーフィンをする上でのマナー、と言う意味なんですが…。
最近はそういったことが無視されつつあるように思います。

また、若年化も進んでいます。それもまた、マナーの悪化につながっています。
余談ですが、いまや某巨大掲示板にたまっている連中の半分くらいが中高生という現実もあります。

あとは、個人的空間の増大。これも一つの問題じゃないかと思います。
ブログの流行で、ネットに日記を公開する人が爆発的に増加しました。かく言う僕も増加した人のひとりです(笑)。
ネット上に日記を公開する、というのはつまり、不特定多数の人間に見られるということです。
しかし、顔を見られていないという安心感から、なんでも書けてしまいます。それは、僕自身感じていることです。
ですが誰かに見られる、ということはやはり読み手を意識しなくてはいけないのが本当のはずで、それをまるで意識しない文章が当たり前になっていくと…「個人を特定されていない時は別に恥を恥と思う必要はない」という考えに行き着くように思ってしまいます。
電車のホームに座り込む高校生やら、平気で人前で化粧をするOL。コンビニの前で目的もなくたむろするバカ。
どちらが先かは分かりません。先にそういった家の外での行動があって、ネットにそれが流れ込んできたのか、はたまた逆か。しかし、両者は無関係ではないでしょう。

ネット人口が増えたことによる弊害、というとこんなもんでしょうか。

ですが実は、一番言いたいことがまだあるんです。


ネットとは本来自由な発言の場でした。

どんなことを書いてもいい。たとえば世間で「いい」と言われるものに猛烈にダメだしをしてもいい。それは個人の主張ですから。
周りの人はそれを良く思わないかもしれない。それでも、「こういう考えもあるんだ」と思って客観的に見守る。それがネチケットの一つでした。

しかし、最近はその原則が崩れ始めているように思えて仕方がありません。

ネット大衆と違う意見を発言すればよってたかって反論される。
影響力の強いサイトやブログが「あれは面白くない」と言うとそれについて皆がきちんと知らなくても「面白くない」という事になってしまう。

個人の意見の喪失。
発言の自由の侵害。

ネット本来の利点が、まったく失われつつあります。

良くない風潮です。

長々と書きましたが、一番言いたかったのはそれです。
皆さんは、自分の意見を持って物事に接することができますように。