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Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

今年もまた

今日は完全に独り言。

そろそろ本格的に春ですね。

登校路にある小学校の桜がもう満開に近くなっております。
夙川沿いなど、花見客でわんさかです。

前にどこかで書いたことがあったかもしれませんが、僕はあまり桜が好きではありません。

理由はよくわかりませんが、自分なりに考察してみると、まず
・単純に色彩として好みでない
というのがあると思います。
ピンクと焦げ茶だけのモノトーンでこれでもかとばかりに節操なく咲き散らす桜並木に、あまり風流を感じないのです。

そして、もう一つは、
・桜=花見=馬鹿騒ぎ
というイメージがあるからかもしれません。

元来花見というのは非常に優雅な文化だと思います。
いつごろから行なわれているのかは知りませんが、百人一首にも「ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ」(紀友則)とあるくらいですから、平安時代中期にはもう花見をやっていたのでしょう。

この時代の花見を想像してください。まあこの当時花見なんてことが出来たのは相当なハイソサエティだけでしょうから、大変気品に溢れた宴会だったことでしょう。貴族が酒や肴を持ち寄って、「ではここで一首」みたいなことをやっていたのだろうなぁと思いませんか?(笑)

そして、今、桜並木の下で行なわれていること…
酒や肴を持ち寄るところまでは一緒ですが、手段と目的が逆転している気がします。
「花を楽しむために酒を嗜む」のではなく「酒を飲むために花見をする」のではないでしょうか。

「四月は花見で酒がのめるぞ♪酒がのめるのめるぞ♪酒がのめるぞ♪」とは日本全国酒飲み音頭の歌詞ですが、まさにコレにつきると思います。
要するに騒げれば何でもいいのであって、静かに花を眺めようなんて輩はごく少数です。

そういう雰囲気を思い起こさせるから、桜があまり好きではないのかもしれません。

そんなことを思いながら、近所の神社のつつじが綺麗に咲き始めている方に気を取られている僕なのでした。