Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

最悪なことに

2m0yzpdo 唇をかんで切ってしまったのを無視してブカブカ2日間も練習していたら、昨日から殆ど音が出なくなったbeardです。

口内炎だけでなく、どうやら雑菌が入ったらしく下唇がパンパンです。

さっきビタミン剤と抗生物質を庄内で買ってきて服用しました。薬局を教えてくれたSS木さん、ありがとう…。

楽器が吹けないと、CDを聞くくらいしかすることがありません。

はぁ。

で、暇なので、最近出会った素晴らしいチューバのCDについて書こうかと。

ステファン・ラベリの「リサイタル」というアルバムです。

ラベリは、すでに「RENCONTRE」というアルバムを発表しているのですが、恥ずかしながら存在は知っていたものの未聴でした。

ですが、今回のクリストン・レーベルからの新譜を、レックス・マーティンや外囿祥一郎が絶賛するコメントを見て、とりあえず聴いてみようと思い、購入しました。

素晴らしい!!

まさに(良い意味で)ユーフォニアムのような音色、素晴らしい音程、そっと主張する歌心。それでいて、ヒンデミットではチューバらしいパワーも垣間見せる。
こやつ、フランスの色男と侮っておりましたが、相当の腕前ですぞ。

特に、バッハのフルートソナタは、この類の曲をチューバで演奏した録音としてはピカイチ音楽的な演奏だと思います。
どの曲も、決してテクニックが表面に立つことはなく、何よりも「音楽」を演奏しようという姿勢が非常に好ましいです。

かなりお気に入りのアルバムになりました。
中高生に聞かせるチューバソロCDのファースト・チョイスとしても悪くないと思います。

もう一枚のほうも是非買ってみようと思います。