Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

いろいろ

ここ数日、本当にいろんなことがありすぎて一週間が一ヶ月くらいの密度だった気がします。特に昨日は3日分は活動しました(笑)。

とりあえず、僕の所属しているアルディート・ブラス・アンサンブルの第一回定期演奏会が無事終了しました。
心配していた来場者数も、約160と、無名団体としては大健闘だったんではないでしょうか。

この演奏会には、僕が9月に入団してから企画、選曲、練習などなど本っ当に苦労させられました。
素人たちがノウハウもなく、金管だけで演奏会をするということが、どれだけ大変なことかはやってみないとわからないと思います。
でも、月並みな言葉ではありますが、その苦労があったからこそ、本番を笑顔で迎えられたし、自分自身にどれだけプラスになったことか。

この団体に誘ってくれたY氏に感謝。

そして、、沖縄に行っちゃったあなたにも(笑)。
かなり大きなものをいただきました。
本当に感謝してます。
絶対、また一緒にやりましょう!!


その演奏会のあと、ダッシュで庄内に向かい、友達が何人か出演したりスタッフとして関わっていたミュージカル「レ・ミゼラブル」を見ました。
開演に間に合うか不安でしたが、わりと余裕をもって着くことができました。

感想を一言で言うと、「すっごいよかった」。

バルジャンやジャベール、神父さんなど先生キャストの歌唱力がすごいのはある意味当然といえば当然なんですが(いや、めっちゃすごかったんですけど)、合唱やオケなどもすごく安定していて、学生演劇によくある痛々しい感じなんて欠片もなく、とてもレベルが高かった!

言葉では語りつくせないくらいの、同世代のみんなの熱い熱い思いがつまった、最高の舞台でした。


一生懸命なにかをやり遂げるというのは、本当に大変で、でもだからこそ本当に素敵なことだという…言葉にしてみたら軽薄で、ありきたりなことが…言葉でなく心で理解できました兄貴。


それとはまた別件。

今日、同回生のK氏がF管を買うことになりまして、その最終決定に僕の意見も聞かせて欲しいとのことで、改装工事直前のグランド楽器へ行ってきました。

B&SのPT−Plus(イェンス・ビョアン=ラーセンモデル)吹いてきました!!
めちゃめちゃいい楽器ですよアレ。悔しいぐらい。

下2線のC、その半音下のHあたりのツボがすごくはまりやすく、F管らしい抜けのいい明確さと豊かな響きが素晴らしいバランスです。
お値段もかなりしますけど(笑)。

で。
そのお値段のハナシ。

今日、彼と話をしている中で、金銭問題の話題になりまして。
チューバって、高いです。
120万だとかなんとか気楽に言ってますが、冷静に考えたら、千円札が1200枚なんです。
ピン札で広辞苑より分厚く英世を積んでも足りないんです。

僕のF管代金はバイトで貯めたお金で親に返済するつもりではいます。そのためにこの一年で約30万ほど貯めました。


でも、この30万なんて、管打コンがらみであっという間に無くなってしまうんです。


音楽って本当に本当に本当にお金がかかります。

僕は、今までお金ってどうにかなるもんだって心のどこかで思ってました。
200万の学費も、120万の楽器も、どうにかすれば手に入るんだと心のどこかで思っていました。

明日食う飯に本気で困ったことなんてないから。

くそったれなくらい、甘い考えだなぁと…心の底から今感じてます。

こうやって今パソコンでネットして、寒かったらストーブを、暑かったらクーラーをつけ、そんな贅沢なことを、当たり前だと感じている…。

くそったれなくらい、甘いです。

あんなにしんどい思いをして日が変わるまで働いて、やっとこさ貯まったお金なんて、あっと言う間に無くなってしまう。
こうやって今何不自由なく生きていられるのは、親が働いて食わしてくれているから。

…お金って、、、、…大事です。

それが今、身にしみています。


と、まあ最近の日記でした(笑)。