Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

ちょっと前の話

Z5dgst0o ちょっと前とか言いつつもう一月も前になるのか。
時間たつのが早すぎて涙目です。

で、4月20、21日に、あの北欧の怪人テュービスト、オイスタイン・ボーズヴィクが大阪にやってきていたのですよ。

知らない人はググってね。

20日はマスタークラスとミニコンサート、21日にはプライベート・レッスンをやっており、どちらにも行って来ました。

いや〜、すごいわ、この人。

レッスンも様々なアイデアが盛り込まれており、練習の際気をつけるべきことだけでなく、練習を持続するためのコツ(要するにモチベーションの持続)も伝授してくれました。

そしてミニコンサート。
CDで聴いていただけではわからなかったのですが、この人、こんなにマジメに吹いてたんだ(笑)

特に、二枚目のCD(BISの一枚目。Tuba Carnival)の最初の二曲(Fnuggとヴィヴァルディの冬)は、こんなに本気で音楽をしようとしているとは思ってなかったのです。(失礼な話ですけど)

いやはや、勘違い。
この人、大真面目です。
ほんとにテューバで冬を聞かせようとしている。

バカですね(笑)。

いや、でも、凄くうまい。
そして、エンターテイメントとして一流。

この人のリサイタルだったらDVDで出しても売れると思うなぁ。

次の日のレッスンは主にF管の低音を見てもらいました。
あとちょろっとヴォーン・ウィリアムスを。

ちょっと疑問が解決したところもあったりして、15750円は痛かったですが、有意義なレッスンでした。


ちょっと意外な話があります。

この人、初見がすっごく苦手みたいです。
それか、近眼なのに裸眼かのどちらか(笑)

人間らしい一面を垣間見て、安心した反面、それなのにカレヴィ・アホのコンチェルトみたいな現代の難易度S級の曲を易々と吹いているのには想像もつかないような努力があるんだろうなぁと。

ちなみに僕の次はS見先生がフヌッグでレッスンを受講されてました。だからリサイタルのアンコールでやりはったのは予想外でもなんでもなかったり(笑)

写真はこの人のソロCD全部。すべてサイン入り(笑)

6月末にアメリカでまたこの人の演奏が聞けるのが楽しみです。