Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

過去の演奏会の記録

10月21日 シンフォニーホール
指揮 藤岡幸夫 演奏 関西フィルハーモニー管弦楽団
ゲスト
ヴェルナー・ヒンク(Vn)
ヴィルフリード・和樹・ヘーデンボルグ(Vn)
ハンス・ペーター・オクセンホファー(Vl)
フリッツ・ドレシャル(Vc)
ミヒャエル・ブラデラー(Cb)
以上全員ウィーンフィルの弦楽器奏者。
ヒンクはコンサートマスター、ドレシャルは主席チェロ。

ジャスミンカ・スタンチュール(Pf)

曲目 モーツァルト:ピアノ協奏曲第6番、協奏交響曲
   ブラームス交響曲第1番

音楽ネタ第一号はこの演奏会。2ヶ月も前ですが(笑)

なにせこの衝撃は大きかった。とりあえず曲目順に感想を。
ピアコンはウィーンのピアニスト、スタンチュールっていうおばさまがソリスト。モツのピアコンはラフマニノフとかを聞きなれた耳には非常に音が少なく感じるけれど、だからこそここまで一音一音を歌えるのかしら、という感じを受けた。なかなかの演奏だったように思う。

協奏交響曲はヒンクとオクセンホファーのウィーン・コンビがソリストソリストは本当に素晴らしかったんじゃないかと。
しかし、オケの伴奏はイマイチだったように思う。ソロが前へ行こうとしても付いて行けていない…そんな雰囲気が。
持病の「モーツァルトを生で聞くと眠くなる病」が発動し、2楽章は睡魔との闘いでした…ほんとこのクセどうにかならんもんか。

で、本プロ、ブラ1。これが名演だったのですよ。
生でブラ1聞くのが初めてだったということもあるんだろうけど、所有している4枚のブラ1のCDの演奏をぶち抜いて僕の中でのトップ演奏になってしまったわけで。
なにせウィーンの連中音でかい(笑)関フィルのコンマスと6人で完全にオケを支配してましたね…さすが。
藤岡の音楽作りも、正攻法で好感が持てました。
4楽章は特にクライマックスに向けて高揚していく過程が秀逸でした。

帰路はブラ1を鼻歌で歌いながら幸せな気分でした(笑)