Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

音楽

スコア

ああっ、ブルックナーの7番とブラームスの2番とヒンデミットのウェーバーメタモルフォージスのスコアで諭吉が一人散った…音楽って、なんでこんなにお金がかかるんでしょうか…

楽器学の授業のレポート

<調査した楽器>テューバという呼称を持つ楽器、及びサクソルン族の楽器全般1、<歴史>テューバという楽器の歴史は非常に浅い。1835年に特許が取得されたという明確な記録があり、当然、起源はその年である。しかし、「テューバ」という呼称には古い…

CDのレビュー4

ずぅっと前に言うてたCDです…サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ベートーヴェン:交響曲第3,5,7番DeccaのレジェンドシリーズからでているCDで、ショルティのウィーンフィルとの不和の元凶となった録音です。ま…

バリテューバ2。

以前バリチュオケに対する不平不満をつらつらと書き連ねたことがありましたが、ひとまずその発表会を終えました。結果としては、思ったよりマシな演奏だったと思います。と言うわけで、前ボロクソ言ったよりは可能性のある編成だったのでしょう(笑)。やは…

リゲティ氏逝去

今日知ったのですが、ジョルジュ・リゲティ氏が六月十二日に83歳で亡くなっていたそうです…ご冥福を祈ります…

作曲界の未来

今日、大学の作曲科作品発表会を観てきました。7人の書いた7つの作品が初演されたわけですが、それについて色々思うことが。院や4回生の作品は、いずれも少なからず現代的な語法を取り入れていて、3回生はロマン派的…というのはおそらくそういう指導法な…

訃報

13日未明、指揮者の岩城宏之氏が73歳で亡くなったそうです。多数の武満徹作品の初演、ウィーンフィルやベルリンフィルといった超一流オーケストラの指揮など、名実共に日本の音楽界を引っ張ってきた方でした。様々なご活躍がもう見られないと思うと本当に残…

オペラ

メトロポリタン・オペラの西宮公演の公開リハーサルに行ってきました。曲目はG・ヴェルディの「椿姫」です。ただでMETが観れるってだけでもう凄まじい幸運ですよね…!!A席6万、末席1万5千の公演ですから…。すごいですよ、生オペラは。舞台装置の金…

練習。

ちょっと根本から奏法を見直してみようと思っています。って言っても大それたことをするわけではなく、ロングトーンやリップスラー、スケールなどをやる時に今までよりもさらに一歩突っ込んだ考え方でやってみたり、エチュードをより丁寧にさらいこんだり、…

バリチューバ。

今、僕が通っている大学には、ユーフォニアムとチューバの専攻生が全部で36人います。そのうち27人が1,2回生なんですが(Eu19,Tu8)、今、その27人でバリチューバオーケストラをやっています。正直言うと、ナンセンスです。授業という形態上仕方の…

プロフ更新について。

こっそりプロフ更新しまして、尊敬する作曲家以外に好きな作曲家を足しました。その両者の差異は?まあ、大体分かっていただけると思いますが…当然、尊敬するからには大好きなわけですが、必ずしもそれより好きな作曲家はいないとも限らなくて、作曲技法の新…

CDレビュー〜Tuba編2〜

ハーヴェイ・フィリップスの60〜70年代の録音を集めたCDです。なんと、全ての録音をコーンのC管で演奏しているそうで、なんともはや…(笑)ジャズっぽい曲が中心となったアルバムで、クラシックとジャズの融合的な作風の曲も散見されます。演奏は素晴…

演奏会の感想

兵庫県立芸術文化センター大ホール西本智実:指揮PACオーケストラショスタコーヴィチ:祝典序曲プロコフィエフ:キージェ中尉ショスタコーヴィチ:交響曲第五番第一回名曲コンサートと題しまして、関西出身の西本が十八番のロシアものをやるコンサートで…

サックス吹きに15の質問をチューバで

パウルソン氏のブログでやっておられた15の質問を、「サックス」を「チューバ」に置き換えてやってみました。*15の質問*1,なぜチューバを始めましたのですか?? 中学のときなんとなく吹奏楽部に入り、体型はガリだったのにも 関わらず「一番身長が高…

ソロと技量

今日はソロをちょこっと吹いてきましたー。ヴォーン=ウィリアムスのイギリス民謡による練習曲から2,3,6です。身の丈にあった選曲にしたつもりなんですが…それでもやはり本番の完成度はイマイチ納得がいくものではなかったです。悔しい。音だしをしてか…

CDレビュー〜Tuba編2そして近・現代音楽のススメ6〜

指揮:アンドレ・プレヴィン演奏:ロンドン交響楽団テューバ:ジョン・フレッチャーレイフ・ヴォーン=ウィリアムス交響曲第五番 ニ調「エリザベス女王の王国」より三つの肖像バス・テューバと管弦楽のための協奏曲 へ短調この世で最初に書かれたチューバ協…

演奏会の感想

しーまーねー♪おぉさかおぉさかおぉさかおおさかっ♪とおきょおちばっしがっさがっ♪ふくしまあおもりちばっしーまーねー♪…ラーメンズのネタではありません。トルヴェール・サクソフォンカルテットの話をしてるんじゃありませんか。今日、芦屋ルナホールで開か…

クラシックアーカイブ。

NHKBSクラシック倶楽部でナタン・ミルシテインがバッハのシャコンヌを弾いていました。古楽器的演奏とは縁遠いロマン派的な演奏でしたが、やりたい音楽が凄く伝わってきてとても良かったです。古い時代の演奏の良さがありました。バロック以前はやや専門外な…

CDレビュー〜近・現代音楽のススメ5〜

ミヨー世界の創造Op.81ブラジルの郷愁Op.67屋根の上の牛Op.58フランス国立管レナード・バーンスタイン以前告知したCDです。ミヨーが南米の音楽に触発されて書いた曲ばかりを集めてあるので、非常に楽しく聴くことができます。世界の創造、屋根牛はバレエ音楽…

トン・コープマンが弾いているバッハのオルガン作品集のCDを聴いています。トッカータとフーガ二短調、トッカータ、アダージョとフーガハ長調などの有名曲が収録されていますが、実はオルガン演奏でこの曲らをまともに聴くのは初めてだったりします。マタ…

発見

タプカーラやるオケありましたー!早いな…(笑)時間が合えば行きたいと思います。

CDのレビュー3

R・シュトラウス「アルプス交響曲」他指揮:小澤征爾演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ハンス・ガンシュというトランペッターについて。1953年生まれで、1985~1996にウィーンフィルの主席トランペットとして在籍しており、この録音を最後に(推定)…

CDレビュー〜近・現代音楽のススメ4〜

伊福部先生の曲を紹介.伊福部昭管弦楽選集指揮:芥川也寸志演奏:新交響楽団日本人ならおそらく誰もが心に響く曲…シンフォニア・タプカーラはそういう曲です。静かに流れる旋律、怒涛のようなリズム、そのどれもが自分の中の生理と共感して止みません。伊福…

伊福部氏逝去

ゴジラなどのサントラを担当し、日本狂詩曲、交響譚詩、シンフォニア・タプカーラなどで有名な伊福部昭氏が昨夜91歳で亡くなったそうです。日本の作曲界を支えてきた偉大な方だけに…残念です。ご冥福を祈ります…。

CDレビュー〜Tuba編〜

BonBonsTuba:Patrick Sheridan,Piano:Rich Ridenour僕が、生まれて初めて買ったチューバのCDがコレ。そして僕の人生を狂わせるきっかけになったCD(笑)。パトリック・シェリダンという奏者はそのころ知らなかったんですが(というかチューバ奏者…

CDレビュー〜近・現代音楽のススメ3〜

今回は第三回、パウル・ヒンデミット作曲交響曲「画家マチス」です。指揮:ヘルベルト・ケーゲル 演奏:ドレスデン・フィルレーベル:ドイツ・シャルプラッテン(日本での販売元は徳間ジャパン)なんか他のCDレビューほったらかしで近・現代の方ばかり更新…

CDレビュー〜近・現代音楽のススメ2〜

第二回は邦人作曲家、別宮貞雄のシンフォニーです。指揮:湯浅卓雄 演奏:アイルランド国立交響楽団 レーベル:NAXOSNAXOSというCDレーベル、ご存知でしょうか。900円程度で、演奏は良質だったり良質じゃなかったりする、メジャーどころから…

ポップスとか

こないだNHKの朝ドラでハルカさんが「最近はクラシックがブームですし」という、にわかには信じがたい発言をなさっていたッ…!!そ、そうなのかーー!!!クラシックファンは知らなかったぜ!確かに100曲クラシックなどのドチャポピュラー盤はかなりの…

CDのレビュー2

ヨハネス・ブラームス:交響曲全集(含悲劇的序曲・ハイドンヴァリエーション)演奏:シュターツカペレ・ドレスデン指揮:クルト・ザンデルリンクブラームスの全集です。この全集の何が優れてるって、何よりも価格です。安いことはいいことです。しかし、安…

CDレビュー〜近・現代音楽のススメ1〜

こないだ近・現代音楽についてやたら語ってしまったので、せっかくですから「聞ける」曲を紹介していこうという企画です。年代的には後期ロマン以降のあまり一般的に演奏されていなさそうな曲を取り上げたいと思います。まずは一枚目。ジョン・ケージ作曲「…