Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

バリテューバ2。

以前バリチュオケに対する不平不満をつらつらと書き連ねたことがありましたが、ひとまずその発表会を終えました。

結果としては、思ったよりマシな演奏だったと思います。

と言うわけで、前ボロクソ言ったよりは可能性のある編成だったのでしょう(笑)。

やはり、合奏に大切なのはバランスですね。バランスさえしっかり整えればなんとか聞けるモンです。

しかしながら、やはり本質的な問題と言うのも感じます。
サウンドの変化の乏しさにはいかんともしがたい壁があります。音色ではなく、サウンドです。
当然、上手い人たちがその気になれば出来るのかも知れませんが…。色、変わらないんですよねぇ。どうしても、鮮烈な原色にはならず、混色のサウンドにしかならない。
そういうのが出せれば、もっと魅力的な演奏が出来ると思うんですが。

それは、バリチュだけじゃないでしょうけどね。
どんな同族楽器アンサンブルであっても、同じ発音原理、同じ音域でやっている以上サウンドを変化させるのは難しいと思います。っていうか吹奏楽でも大概出来てないな(爆)

音楽って難しいなぁと思います。
MIDIが完璧な演奏をしたって、それが面白いとは思わないでしょうしね。人間である以上、完璧な演奏ではなく、最高の演奏をしなければならないんですねぇ。うぅむ、深い。