Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

ポップスとか

こないだNHKの朝ドラでハルカさんが
「最近はクラシックがブームですし」
という、にわかには信じがたい発言をなさっていたッ…!!

そ、そうなのかーー!!!
クラシックファンは知らなかったぜ!

確かに100曲クラシックなどのドチャポピュラー盤はかなりの売り上げを記録している模様。
これを機に、停滞し始めたポップスよりもクラシックへの再熱が始まる…なんてことは…ないですね(笑)

結局のところポップスとクラシックは求める部位が大きく違っているのであって、完全には合致することはない。やっぱり浅田次郎太宰治に読み手が求めるものは違うだろうということです。浅田作品が仮に文学的に見ても優れていたとして、「エンタテイメントを主眼にした」時点でやはりそれは純文学とは多少なりと別モノだと思います。

ただ僕は実のところそういうジャンル分けというのがあまり好きではなくて、結局「面白ければいい」な部分は大きく持っています。夏目漱石の「こころ」の心理描写なんて、読んでて「スゲェ」と思えるので面白い。といった形で、「面白い」の定義がゆるゆるです(笑)。

この辺は結局音楽にもそのまんま通じていて、だから現代音楽もわりかし素直に受け取れるのではないでしょうか。それは作曲方面への興味ゆえかもしれませんが。

はじめの話に戻ると、僕自身はクラシックもポップスも、違うものとして認識はしながらよいもの、面白いものは素直に受け取っていくスタンスです。某氏に教えられたブラス・ロックのジャンルなんて僕の最高に好きなものの一つですしね。
この「プチ・クラシックブーム」がクラシックへの壁を低くしてくれたらそれはすごくうれしいことだと思います。


すっごく余談ですが、個人的にポップスも「カヴァー」という認識をやめて、「演奏」と考えるようにしてはどうかと思っています。ケミストリが「Say Yes」とか歌ったら売れると思うんだけどなぁ(笑)ゴスペラーズで「One more time,One more chance」とかも聞きたいっす。
おそらくはメリットが大きいと思いますが、どうなんですかね。いい加減ステレオタイプなどっかで聞いたような「新作」ラヴソングには飽いているので、どうせなら名曲を、みたいな。

ひとりごととしては長くなってしまいました。
あ、ちなみに僕は浅田次郎ファンですよ?