Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

こんくーる

教育実習先だった母校の吹奏楽コンクールが本日終了したようです。

見に行ってはおらず、結果発表をネットでチェックしただけですが…。

西阪神地区高Aになるのですが、今年も小波乱。毎年代表校が入れ替わり続ける地区って結構珍しいのでは?

母校は予想どおり銀。ですが、私が高校生だった頃とった銀賞と、随分順位の違う銀賞のようですね。ここ数年県大会に上がり続けていた学校が地区落ちだったりしましたし。

そういえば、後輩に聞いたところそもそも今は銅賞つけないんですってね!なにが教育的配慮か。そんなクレーム付けるくらいなら始めから競争の場にでなきゃいいのに…。

母校は、私の頃は毎回あと順位一つで代表を逃していたんですが、もはや下から数えた方が速いような匂いがします。それはクラブ自体の質の低下も多少ありますが、周りの高校が徐々にレベルを上げていることの方が大きそうです。

毎年書いているような気もしますが、県大会にあがるためにはもはや金をかけてトレーナーを呼ばなければどうしようもない時代なんですね。生徒達が自分で頑張ってどうにかなる時代はもう終わったと言うことでしょう。年々、実感が深くなります。

私含めOBがあれこれするのだって、やっぱり自分の日常に無理のない程度しかしてやれません。毎週通い詰めて指導したりするのは、頼まれないとしづらいし、それなりの見返り(金銭的なことには限りません)がなければやはりちょっとしんどいです。

そういうのがもっと伝統として残っている学校や、たまたま指導力抜群な顧問が赴任してきた学校はいいですが、そうでない学校は金を積まなきゃどうしようもない。

現実として、少子化で部員数が減りクラブ活動そのものすらままならなくなってきている学校もある一方、100人を越える部員数を有する学校は依然として存在します。特に今年から高校の人数制限が55人に緩和され、ますます大規模クラブとの格差が広がった感も。

まあそれが世間の風潮ならどうしようもないですけど。底辺の中・高から始まった人間としてはなんとなく悔しさを感じますねぇ。

はぁ、とりあえず明後日の勉強します。