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Concert Etude op.2

制服系ちゅーば吹きbeardのブログ

無念

昨日、大学の吹奏楽の発表会みたいなものがありまして。

悲惨でした。

まさか音大にまで来てここまで酷い演奏をするとは思ってもみませんでした。


まー前日になっても集中練習をサボる奴が沢山いた時点で、当然の結果なんですが。


基本的にこの大学の発表会の類で、素晴らしい演奏を聴いた記憶がありません。
生徒独自で企画したアンサンブルなんかはまた別ですが。

オケの演奏だって、正直な話、阪大オケ部とかの方がいい演奏をしています。

個人のレベルで計ればずっと高いはずなのに、なんでこうも駄目なことになるのか…それは、単純に勤勉さの問題だと思います。

かの木村吉宏氏が吹奏楽演奏会を振ったときも、「君ら毎回初見か!?」とおっしゃったそうで。

今回やった曲はCTスミスのルイ・ブージェワー、ディルク・ブロッセのタンタン、リストの前奏曲なんですが、一番酷かったのはリストでした。
そこで僕は皆に問いたい。

この曲は「交響詩の始祖」リストの管弦楽曲の中でもトップクラスに有名な曲ですから、タワレコにでも行けば沢山CDが並んでいます。廉価盤も出ています。
大学の視聴室にも当然音源はあるし、図書室にスコアもあるはずです。ネットでも、海外のサイトに行けばスコアの閲覧も出来ます。

この譜面配られてから、一回でも原曲聞いた人、挙手!

多分、80人ほどの中で、10人以下ではなかろうかと予測しています。下手したら、僕が聞かせた人だけかも知れませんね。

よく、音源で譜読みをするなという方がいます。
初めて聞いた演奏者の音楽が頭にこびりついてしまい、自分なりの音楽が出来ないからだそうです。
とても正しい意見だと思います。

でも、音楽以前の演奏をするぐらいなら、誰かのマネでもいい、とにかく曲を知っておくことでかなりマシになるはずです。
特に、あわせの回数が足りず早急に曲を仕上げなければならない場合、音源で他のパートの動きなどをチェックしておくだけで随分とすんなり曲に入れるはずです。

そういう些細な努力すら、殆どの人が怠っていたんじゃないでしょうか。

時間がなかったというのはウソです。15分あれば視聴できました。


昭和音大が最近巨匠ユージン・コーポランを招いてCDを何枚もリリースしてますよね。武蔵野も最近はなりを潜めてますが、その昔は日本で知られていない作品を沢山CD化して吹奏楽ファンに貢献していました。
こういった演奏は、驚愕するハイレベル、とは言えませんが、結構な水準を常に保っています。

恐らく、相当な努力があったと思います。
指導者側も、生徒側も。

うちの大学もやれば出来るはずなんです。…どうにか出来ないかなぁ。