新レンズ(シグマ17-70)と蛍@はままつフラワーパーク
昨年9月末にも訪れたはままつフラワーパーク。ちょうどヒガンバナの季節で、とっても綺麗でした。しかしその時はもう秋の始まりということもあり、咲いている花の種類はそう多くはありませんでした。
花といえばやはり春~初夏、桜やチューリップも綺麗だそうなのですが機会がなく訪れられなかったので、バラが終わる前に!と思い立ち急遽(強行スケジュールでしたが)妻と行ってきたのでした。
バラ園はとてもたくさんの品種のバラが咲き誇り、大変綺麗でした。この日は天気もよく、17時半を回っていましたがまだまだ明るかったです。
そうそう、実は新しいレンズを導入しました。
初めてのサードパーティレンズ。シグマの簡易マクロ標準レンズです。
本当は純正のDA16-85が欲しかったのですが、値段と解放F値に負けてシグマに手を出してしまいました。
やはり解放が明るいとファインダーを覗いた時の気持ちが全然違うんですよね。
写りの方も、今までのキットレンズ(DA18-50)と比べるとずいぶんあか抜けたものになりました。
というわけでマクロもどきなんか試したりして。最大撮影倍率1:2.8のクウォーターマクロなのですがAPS-Cなので換算1:4.3、ほぼハーフマクロです。テレ端のワーキングディスタンスは5.52cmだそうで(公式情報)、フードが当たりそうな距離まで近づけます。
広角端解放F2.8の明るさ、使いやすいズーム域で、キットより写りもはるかに向上し、寄れる。
こんなレンズが3万円台前半で買えるのですからありがたい。クイックシフトフォーカス(フルタイムマニュアル)無しとか、防滴無しとか、文句をつければいろいろあります。F2.8が使える焦点距離がじつはとても限られていたりすることもちょっと気になりますが、10倍くらいするような大三元レンズを買うことを考えればお買い得な代物と言えるでしょう。
アジサイもちょうど咲き始めのころ、とてもみずみずしく綺麗でした。
花菖蒲はまだちょっと早かったけれど、それもまた見に来たいなあ。
あえてゴーストを入れてみたり。
もうちょっと綺麗なゴーストがでたらよかったのにな(笑)
こういうフリンジやゴーストも表現に使えるようになりたい。
バラは本当のところちょっとピークを過ぎていたようで、枯れた花も多々。
あえてどアンダーで狙ってみた。
さて、実はこのフラワーパーク、ホタルを育成しているのですが、この日はちょうどホタルが見られる日。それもあって強行軍で訪れたのですが、すっかり日も長くなり、19時を回ってもなかなか暗くなりません。
月は出ましたがまだまだ明るさが残っています。
さらに待つこと約1時間、真っ暗になるとホタルが飛び始めました。
いやー、いつぶりだろう、ホタルを見るの。もしかしたら20年以上見ていなかったかも。儚くて、美しくて、それを妻と見るというのはなかなか幸せな時間でした。
…しかし。写真の方は、大苦戦(笑)。
まずですな、夜の撮影に慣れた方にとっては当たり前のことなのでしょうが、フォーカスが全然わからん!AFだと補助光が出てしまうので(この暗さならどの道無理な気もしますが)ホタルを刺激しないようにMF。しかし、当然ファインダーを覗いても真っ暗。仕方ないのであてずっぽうで距離を合わせ、被写界深度を稼ぐべくF22くらいまで絞って長ーいシャッターを何度も切りました。
しかし蛍は当然私の都合などかまってくれないので、シャッターを切ったときに限ってこっちへ飛んできてくれなかったりするんですねえ。まだたくさん写ったのがこの2枚というわけです。
星ともまた違う難しさもあり、思ったような写真は撮れずでしたが、まあ、とりあえず綺麗な思い出として心のシャッターは切ったので(笑)、今回はよしとしましょう。
ホタルのイベントは6月11日までです。浜松の方はぜひ。
SIGMA 標準ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM ペンタックス用 APS-C専用 884611
- 出版社/メーカー: シグマ
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