心の師匠

佐渡先生のエッセイ、「僕はいかにして指揮者になったのか」をやっとこさ読破。

なるほど、あの方らしいと思わせる本でした。

実は、以前高校の吹奏楽部の部長をしていた時にご指導いただいたことがあって、それ以来勝手に「師匠」認定をさせていただいておりました（笑）
…えっ、こないだベートーヴェンをさんざん言ってたじゃないかって？いや、あれは…うふふ、、

ともかく、あの方の人となり、音楽性に感銘を受けたわけでございます。というか音大進学を決めたのもあの方とシエナ・ウインドオーケストラと合同演奏をさせていただいたからなんですよね。

僕がその当時から楽器を持っていたので、シエナの方が何気なく「音大いくの？」とたずねられたわけなんです。高校生でチューバの自前はレアですから。
その質問に、即答できなかった自分…ああ、僕は理系じゃなく音大に行きたいんだ、と、その時実感させられたのです。

ってなわけで、人生を確実に狂わせて下さった（ぉぃ）シエナの方々と佐渡先生には感謝しております。

そんなことを思い出しながら読みましたとさ。

小澤先生の「あんた、バカじゃなかったら親に借金しなさい」は座右の銘とさせていただきますよ？（笑）